2013年4月アーカイブ

前回のブログ記事で「ネコと動物愛護チャリティーカレンダー」の売上金寄付先のひとつ、「ねこの会」からの活動報告をいただきました。

「ねこの会」より「ネコと動物愛護チャリティーカレンダー」寄付金活用のご報告 2013年4月20日

その際、寄付金で「チャトラン基金」設立し、猫たちの救済活動に役立てているとのご報告をいただきましたところ、基金の振込先のお問い合せをいただきました。

「ねこの会」より、振込口座公開の了承を得ましたので、口座番号とメッセージをご報告いたします。

チャトラン基金 口座

ゆうちょ銀行 一一八店 2093255 (記号番号:11120-20932551)
口座名義 : ねこの会(ネコノカイ)

「ねこの会」よりチャトラン基金に関して

チャトラン基金の口座のお金の使い道は、

*地域指定地で早急の不妊手術が必要でも、資金不足で着手出来ないでいる方への貸し付け
*生活が苦しく手術代が出せない方への支援
*大量に殖やしてしまい不妊手術が追いつかず費用が不足している方への支援

などに使わせていただいております。
「不妊手術は飼い主の義務!自分でやるべき!」と言いたいところですが、お金が無くては始まらず、突き放しては不幸な猫が産み殖やされてしまいます。

苦情が出ている所を訪問すると、そこにいる猫たちは、どの猫も痩せていて目ヤニや鼻水で汚れています。
手術代どころか餌も足りていないのが解ります。
でも、そこには沢山の猫たちが餌の待って蹲っていて、飼い主が餌をくれるのを信じて待っています。
猫たちは飼い主を選べません。運悪く捨てられ、命がけでたどり着いた所がそこだったのです。

その光景を見ると、何が何でも手術を受けさせなくては!と思います。
何としても不幸な猫が殖えるのを食い止めなければなりません。

我々の力は微力ですが、あの痩せた猫の姿を思い出しては、もう少し頑張らないといけません。

もっともっと手術が進めば、猫が不足してどんな猫でも大事にされるでしょう。

<以上です>

「チャトラン基金」へのお振込みは、以上のような活動に使用されるとのことです。

地域猫指定の場所以外にもボランティア活動は広く行われ、特に猫にまつわるご近所問題や苦情処理は、人間関係のもつれなども伴い、やっかいな問題になっていることが多いです。
そんな場所で、ただひたすら生きていたいだけの猫たちが嫌われ犠牲になっているところを見ると本当に辛くなります。

そんな地域の猫たちのために活躍されているボランティア活動にご協力いただけましたら幸いです。
よろしくお願いいたします。

ネコと動物愛護チャリティーカレンダー2014
ネコと動物愛護チャリティーカレンダー2014

「ネコと動物愛護チャリティーカレンダー」の売上金は、松本市近郊を中心として活動するボランティアさんへお渡ししております。

・「ねこの会」(地域猫活動)への寄付
・「こねこの会」(保健所からのレスキュー)への寄付
・長野県動物愛護会松塩筑支部に属するボランティアさんへボランティア活動で行う猫の不妊のための手術代(医療費を含む場合もあり)への協力

の3つに分けて寄付や運営をしております。
その中の寄付先「ねこの会」より今までの2年間の寄付とお礼とご報告をいただきましたので、「ネコと動物愛護チャリティーカレンダー」をご購入くださったみなさま、販売にご協力くださったみなさまにお知らせいたします。

「ねこの会」よりお礼とご報告をいただきました
以下「ねこの会」からのお礼とご報告です。

報告が大変遅くなりましたが、以下にお知らせいたします。
チャリティーカレンダー売上金の寄付で、ねこの会ではチャトラン基金を設立しました。
この基金の使い道を模索して、慎重に考えながら二年が経ちました。

我々が取り組んでいる地域猫とは別にして考え、

・地域指定地に出来ないところの猫
・大量に増やしてしまい苦情が出ているところの猫
・飼い主がいても貧困で手術代が出ないところの猫
・頻繁に捨て猫がある地域で野生化している野猫

この様なところの猫は、行政でも当会でもどうにもならずにいました。
しかしながら猫は増え続けていますから、何とか手を打たないといけません。
そこに基金を投入したいと考えました。

H23年度 9地区 雌26頭、雄13頭の手術代に使わせていただきました。
H24年度 10地区 雌22頭、雄7頭の手術代に使わせていただきました。

販売していただいた方、カレンダーを購入していただいた方々に、心から感謝しております。

行政や愛護会からの支援は、我々ボランティアが勝ち取った物で、立ち後れた動物愛護活動の一歩前進であり、我々への理解が高まったことと心強く思っております。
しかし多くの一般の方々の心温まる支援は、「人の道」を温かく正して照らす物でありますから、深く心にとめて、さらに頑張る力に代えていかなければいけません。

ねこの会の「地域猫活動」は、従来の行政主導でやってきた苦情処理と異なり、決して被害者・加害者をつくらずに、自立を促すように働きかけることで、困っていた猫問題を、地域住民が協力し助け合い問題解決に導くことができるのです。
その地域の自立こそが高齢化が進む時代には不可欠で、この提案が行政からの理解を得られ、支援にも繋がったのです。

日ごろ支援していただいている皆様に、微力な会ではありますが、休まずに前進していることをお伝えください。

以上です。

ネコと動物愛護チャリティーカレンダーをご購入くださったみなさんへ

「ねこの会」のご報告にある「地域猫活動」の「地域猫」は、動物愛護会より指定地区として申請され、行政に認定された地域猫指定地の猫のことです。
一般には、数人の管理者の元、不妊の手術、給餌を行い、付近の住人に認められた猫たちのことを「地域猫」と言うと思いますが、長野県では、行政から認められ助成金の対象になる地域猫指定地というものがあります。

色々な問題や事情によりそうとはなり得ない、増え続ける猫たちの手術代は、増やした(餌を与えていた)本人が捻出するか、関わったボランティアさんの自費を投入するかしかお金の出所はありませんでした。
「猫が増えて困った」というボランティアさんに舞い込む相談は、十数匹、ときには数十匹の猫の手術が必要になります。
今まではとにかく猫が生まれる前に!とボランティアさん個人のお金を投じて手術することが多く、その負担金額は尋常ではありません。

そんな場所や事情の現場で「ネコと動物愛護チャリティーカレンダー」の売上金を使用してくださっていることは、販売を始めたときの「ボランティア活動に役立てて欲しい」という目的通りに地元のボランティア活動に少しでも役立ち、ボランティアさんの負担軽減に繋がっていることは嬉しいです。

改めまして「ネコと動物愛護チャリティーカレンダー」をご購入くださったみなさま、販売にご協力くださった店舗さま、個人のみなさまに御礼申し上げます。

ネコと動物愛護チャリティーカレンダー2014
ネコと動物愛護チャリティーカレンダー2014

今年もがんばります!
おうちの猫ちゃん写真募集中♪ ご応募お待ちしております。(_ _)

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