ネコと動物愛護、2020年1月~6月の活動報告です。
***** 主な活動のご報告 *****
■ネコと動物愛護チャリティーカレンダー2021
チャリティーカレンダー製作のための「おうちのネコちゃん・ワンちゃん写真募集」
3月1日~5月31日、猫堂サイトにて掲載写真の募集を行いました。
この期間は、新型コロナウイルスの影響により地元でのイベントが開催されず作成したチラシも配布する機会がなく心配していたのですが、おかげさまで250枚以上の写真のご応募を頂きました。たくさんのご応募ありがとうございました。
写真募集の後、写真を選んだり、各ボランティア団体よりメッセージを頂いたり、製作を進めております。
9月中旬に発売の予定です。
■松本市内高校にて講演(1月10日)
TNRや地域猫活動などネコと動物愛護が行っている活動についてやそのルーツなどについて、また、太田匡彦氏の著書にも触れ、繁殖業や生体販売の犠牲になっている犬猫のこともお話させていただきました。
みなさん熱心に聴いてくださり、アンケート用紙いっぱいの感想やご自身の考えを書いてくださいました。
外で暮らす猫たちのこと、殺処分のこと、殺処分数では分からない犠牲になる犬猫たちのことなど様々な現実について考える機会となったと思います。ぜひ、今後の行動に生かしてほしいです。
■保護犬・猫譲渡会やイベントへの参加
例年ですと保護犬猫譲渡会や長野県動物愛護会松塩筑支部総会などのイベントに参加させていただくのですが、この半年は新型コロナウイルスの影響によりイベントは開催されませんでした。
■保護子猫の譲渡
昨年9月に保護した子猫たち5匹全員の譲渡が完了いたしました。
(保護時)
里親さまにお送りいただいた現在のみんなの様子です。
茶々丸くんとルナちゃん
珊瑚ちゃん(旧ラムちゃん)といろはちゃん(旧凛ちゃん)
麦ちゃんとぽんぽんちーちゃん(麦ちゃんより後に迎えられた)
みんな元気に大きくなりそれぞれ超絶可愛がっていただいてます。
■TNR活動(随時)
自宅周辺に来る猫、餌を与えている猫など相談によりTNRを行いました。
※TNR
Trap-Neuter-Returnの略。
Trap:トラップ 捕獲器で猫を捕獲すること。
Neuter:ニューター 不妊手術のこと。(耳先カット)
Return:リターン 元の生活場所に戻すこと。
不幸な命が増えないよう外で暮らす猫に行われる不妊化手術です。
※TNTA
Trap Neuter Tame Adoptの略
Trap 捕獲器で猫を捕獲すること。
Neuter 不妊手術のこと。
Tame 人に慣らすこと。
Adopt 譲渡すること。
■地域猫活動(餌やり当番)
週1回地域猫餌やり当番のシフトに入っておりまして、管理者のいない地域猫たちのお世話に通っています。
みなさまからのご寄付やチャリティーカレンダーでのご協力によりフードや薬などを購入させていただいております。
【ご支援ありがとうございました】
毛布のご寄付をいただきました。
地域猫・保護猫ボランティアで分けました。
ペーパータオル、ニトリル手袋、タオル、新聞紙を頂きました。
TNR作業や地域猫活動に使用させていただいております。
猫イベントで集まったというフードをお送りいただきました。
地域猫たちのごはんやおやつとなりました。
フードのご支援をいただきました。
地域猫たちに使わせていただきました。
***** 収支報告 *****
今年に入ってからチャリティーカレンダー3部売上がありました。
フリーマーケットへの参加はありませんでしたが個人での売上がありました。
猫堂にて販売しておりますネコと動物愛護・猫堂応援オリジナルTシャツへのご協力をありがとうございました。
寄付は、猫雑貨屋Zaneliさんよりお客様からのご寄付になります、ありがとうございました。
TNRの手術代や治療費、薬代などや、消毒剤や消耗品などの購入をさせていただきました。
フードは、地域猫たちや多頭飼育のサポートのために購入させていただきました。
****** 2020年後半の予定 ******
●ネコと動物愛護チャリティーカレンダー2021
現在制作中です。
9月中旬には、猫堂や各ボランティア団体さまより発売になる予定です。
●啓発活動・イベント参加
現在のところ開催されるイベントがあるかが不明で、イベント参加については未定となっております。
●プチ地域猫活動
餌を与えている猫のTNR活動、適正な管理についての啓発など、随時行ってまいります。
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以上がこの半年間の活動と収支のご報告となります。
2016年から始めたネコと動物愛護ボランティアグループとしての活動も5年目になりました。
サイトを通じてボランティア希望の方も増えたり、事情で辞められる方もあったりで、常時おおよそ7~8人での活動となっています。
この半年間の中での相談は、特に人の考え方の違いや人との関わり合いの難しさ、外で暮らす猫たちの厳しい環境など、問題解決が難しい事案に悩まされることが多くありました。
ひとりでは滅入ることもメンバーたちの助けと皆様からの応援やご支援により続けることが出来ていると感じています。
今後も、コツコツとひとつずつ、地元の猫たちと猫にかかわる方々のための活動を精一杯がんばってまいりますので、今後ともご理解とご支援をお願いできましたら幸いです。