松本弁
ブログ「かめさんとねこさんとAIBO」に出てきた「松本弁」の記録でっす。
2009/06/23に思いつき、書き留めておくことにしました。
松本弁が使われたらこちらにも記録することにします。
【あ行】
「おどける」と「おどかす」
「おどける」というのは「びっくりする」ということ。
「おどけるなぁもぉー」は「びっくりするなーもぉー」ということ。
「びっくりしたぁ~」というときに、「おどけたぁ~」と言う。
「おどかす」は「びっくりさせる」ということ。
「あの人びっくりさせちゃおうか」は、「あの人おどかしちゃうか」と言う。
「もぉーびっくりさせないでよー」は「もぉーおどかさなんでよー」となる。
シャカシャカ通りぬけ袋 2009年7月 4日
【さ行】
「さら」
~ごと。~と一緒に。
「さら」は良く使いますね。
何かを人に差し上げるとき器に入ったままあげるときに
「いいさね、これさら持って来ましょ」とか。
標準語では「いいですよ、これごと持って行ってください」
そんなところに?の2 2011年1月20日
【た行】
「つもい」と「つもつも」
スカートなんかのサイズが小さくて「きつい」ことを「つもい」と言う。
その強調語(?)が「つもつも」でR。
「このスカートきつきつー」とか言う標準語があるかどうか分からないけど、松本弁では
「このスカートつもつもー」となる。
荷物が届いたので箱ネコ 2009年6月23日
【な行】
「なから」
だいたい。おおよそ。
「なからでいいじゃねぇかい」と言えば「そんなに正確ではなくてもだいたいでいいんじゃないですか」ということ。
「これでなからってもんだな」と言えば「これでおおよそのところは出来ましたね」ということ。
猫毛フェルトでいろいろ 2009年6月28日
【は行】
「ひとっきら」
ちょっとの間。少しの時間。
数分のことを言う場合もあるし、数十分のことを言う場合もあるかも。時間の長さはその時々によって使い方も受け取り方も自由。
「ひとっきらだで待っててね」と言えば「もうちょっとだから待っててね」ということ。
人がイヤなことをしなくちゃいけないときに
「そんなのひとっきらせー」と言うと「それはすぐ終わるから大丈夫だよ」という意味になる。
渡り廊下で待機ネコ 2009年6月24日
【ま行】
「めぐさい」「みぐさい」
みっともない。
子供がシャツを出したままにしていると
「みぐさいかっこして歩くじゃないわね!シャツしまいなさい!」
っとしかられる。
キャットハウスがぁあ~~~>*0*< 2010年7月12日
【や行】
「よく」と「よっくよく」
「よっくよく」は松本弁だろうか?
標準語じゃないような気がして、取り上げてみる。
「よっくよく」を標準語で言うと「まったく」「まったくもって」「さんざん」ということだろうか。
ここでは、「まぁ~ったくくだらない」という意味になると思う。
「よっくよくじゃん」は、「さんざんだったねー」という意味もあるが、「まったくよくそんな手のかかることしたね」という苦労をねぎらう意味に使うこともある。
「よくーっ!」と言うと、「よくそんなこと出来たねー」と驚きとともにほめるときに使うこともある。
「よく」「よっくよく」はケースバイケース、その場の雰囲気、TPOに合わせて使うべき難しい松本弁なのでR。
紙くずボール 2009年10月19日
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