ゴールデンウィーク明けから猫の保健所への持ち込みが次々と続いています。
救いきれずにすでに殺処分された猫たちもいます。
お腹に子猫がいる猫が持ち込まれました。(写真は手術後です)
母猫と乳飲み子の親子で持ち込まれました。
いったいぜんたい世間様は何を考えているのだろう?と思います。
猫だからいいんでしょうか。
連れて来られるということはキャリーバッグや何かの箱に入れられたということで、少なくとも慣れていた猫だと想像します。
ごはんをあげていたのでしょうか、可愛いと思っていたのでしょうか。
だったらどうしてこうなる前に不妊の手術をしないのでしょうか。
写真の猫たちは、助け出された猫たちです。
お腹の大きかった猫は、手術をしたそうです。
(ネコと動物愛護チャリティーカレンダー2011の寄付金を使っていただけました。)
親子猫は、子猫が離乳しワクチンを打ったら新しい飼い主を探すことになるでしょう。
お母さん猫も手術をしてもらえるでしょう。
このように、助けられる猫はわずかで、保健所に持ち込まれ殺処分される猫たちがたくさんいます。
生まれて間もない目も開いていない猫が殺してくれと人間の手によって持ち込まれます。
「餌だけやっている猫が突然子猫を連れてきてビックリした!」と言わないでください。
当然の普通のことです。
「こんなに増えるなんて思わなかった!」と言わないでください。
当たり前のことです。
家の中で飼っている猫だけでなく、家に来る猫に餌を与えている場合も、必ず不妊の手術をしてください。
オスの場合は去勢手術をしてください。
人間に殺される猫がいなくなるように、殺されるために生まれる命がなくなるように、本当に本当にお願いします。
「ネコと動物愛護チャリティーカレンダー2012」のキーワードは「増やさないのも愛」
このことが分かってもらえなければ猫の殺処分はなくならないと思います。
また、分かってもらえれば殺処分ゼロも夢ではないような気がします。
もっともっと分かってもらえる活動をしなければ!と改めて思いました。
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